今日のお昼、久しぶりに母と車で出かけて、ランチでも食べようとレストランに入りました。
すると、隣のテーブルに座っていた男の子が泣き叫び始めました。
小学生中学年ぐらいの男の子だったので、その声はレストラン中に響き渡り、
一緒にいたお父さんはオロオロ。
「静かにしなさい!!」
「うるさい!!」
と叱りつけますが、男の子の泣き声はますます大きくなっていきます。
ついにお父さんは席を立ち
「もう帰る!」と店の出口に向かっていきました。
男の子は絶叫。
お父さんを追いかけます。
恐らく、食べたいものがあったのにそれを制止され
泣いて抗議していたのでしょう。
お父さんの気持ちもよく分かります。
でも、こんな時は一度店の外に連れ出して、
落ち着かせてみるという方法も結構効いたりします。
子供にもプライドがあるんです。
ギャラリーの居る中で、訴えを取り下げるというのは
非常にバツが悪いものなんですよねー。
だから、誰もいないところでちょっと落ち着かせてみるのも手です。
頭にくる気持ちもわかるけど、泣いている子供を置き去りにするのは
最後の手段かなあと思ってしまうんですよねー。
というのも、私が昔父にそれをされたことがあるからなんです。
あんな惨めで情けないことはなかったっけなあ。
もちろんそのおかげで二度と同じことはしなかったけど、
当時の私にはそれだけ泣くの理由があったわけで
結局
「大人はちゃんと話を聞かないし、向こうが悪かろうとどうせ怒られるだけなんだからもう信用しない」という諦めの気持ちが育ってしまいました。
元夫が理不尽なことをした時も、
「どうせ言っても無駄だ」と諦めてしまったからこんなにも状況が悪化したんじゃないかと思うこともあります。
もし私が泣き喚いて抗議していたら・・・・
今日はその男の子を見ながらそんなことを思い出したのでした。