新)母子家庭のコツ!

小さい子供二人抱えて途方にくれていた専業主婦の私が、数々のコツを掴んでついに管理職となり、二人の子供たちも有名私大に入学!今は三人で自由に仲良く暮らしています(ここ数年で2人とも独立しました)。 そのコツを全部みなさんにご紹介します!

出張

母子家庭になる前は、バリバリ働いているかつての同僚を見るととてつもなく羨ましく思ったものです。

元夫の会社がどんどん危なくなり、小さい子供2人抱えて髪を振り乱して日々どうやって暮らそうかと頭を悩ませている時に

「元気?たまにはランチしない?

表参道に美味しいおみせあるんだ〜

来週は札幌出張だからその次あたりはどう?」なんて電話が来ると、自分はまるで堀の中にいるのかと思うほどギャップを感じたものです。

何にも悪いことしてないのになんでこんなにも差がついちゃったんだろう…

いいなあ。出張?会社のお金で飛行機乗れるんだ〜。いいなあ。たった1人で行けるんだ〜。向こうで外食できるんだ〜。いいなあ〜。

表参道でランチ?ああ、いつ行けるんだろう。この子たちが幼稚園入るまであと3年。3年もこの生活してて私大丈夫なのかなあ。

そもそもお金がない。明日のお米すら危ういのに、幼稚園なんか入れられるんだろうか?私のパートでどこまで稼げるんだろう。(元夫の家は専業主婦万歳の家だったので、保育園という選択肢はありませんでした)

ちょっと前まで向こう側に居たのに、なんでなの?みんなそうなの?

確かに、公園で遊ぶママ友の中には私以上に苦労しているママもいました。

でも、そうではないママ友もたくさんいたんです。

私は節約に燃え、良妻賢母目指して可能な限り努力しました。でも、経済力のある旦那さんを持つご家庭に及ぶはずもなく、又育児に協力的な旦那さんを持つご家庭の余裕に近づけるはずもなく、だんだん自分1人がすり減ってきているように思えてなりませんでした。

なんでこいつは何でも人任せにして偉そうにしているんだろう、と、元夫が威張るたびにどんどん気分が荒み、ますます周囲が羨ましくなりました。

でも、今自分がいつでもランチに行けて、出張もそこそこある生活をしていると、こちら側も大してパラダイスではないということがわかります。

私など何とか生活していけるぐらいしか稼げませんし、大した仕事をしているわけではないのでここから上の世界はわかりませんが、それでもあの頃に比べたら天と地ほどの違いがあります。

とはいえ、出張に行くということは、会社が何万円かのお金を出すのですからかなりの責任があるわけで、ただ現地に行って旅行気分を味わうだけではないのです。

ホテルに泊まるとしても、夜は接待があったりしてチェックイン23時00分、朝は7時00分チェックアウトということも当たり前。

結局慌てて身支度して寝るだけなので、ほとんど印象に残りません。翌日も一日慣れない場所で神経を使い、帰りの新幹線や飛行機では翌日までの報告書をまとめたりします。私は乗り物酔いしてしまうので帰宅してから書くのでさらに寝るのが遅くなり、翌朝はいつも通り出勤です。

つまり、くたくたなんですねー。

しかも、必然的に外食三昧になり、置いてきた子供たちにも食費を渡すのですごい出費なんです。

だから、本音を言えばあまり出張には行きたく無い…

ランチも、仕事が忙しいので昼休みは貴重過ぎてあまり行きたくない…

会社の近くにはおしゃれなレストランがたくさんあるんですが、高いし待つからほとんど行きません。

たまーに、昔の友達と会う時ぐらい。

おお!そうか、あの時私を誘ってくれてた友達も、毎日ランチしてたわけじゃなくて、たまーにおしゃべりするために誘ってくれてたのかも…

今になってやっと客観的にものごとが見えるようになるわけです。

あなたの周りにもバリバリ働いているお友達がいるかもしれませんが、その内情はそんなに華やかではないと思います。

責任があればあるほどやることも多いし重圧も半端ないんです。

つまり、それぞれの人生、幸不幸があるように見えて、結局総合すると同じなんじゃないかと最近思います。

自分が納得してその苦労を受け入れられれば、どこにいても幸せになれるのではないでしょうか。