新)母子家庭のコツ!

小さい子供二人抱えて途方にくれていた専業主婦の私が、数々のコツを掴んでついに管理職となり、二人の子供たちも有名私大に入学!今は三人で自由に仲良く暮らしています(ここ数年で2人とも独立しました)。 そのコツを全部みなさんにご紹介します!

これから調停を受ける方へ

私は11年前の誕生日に家を出ました。狙ったわけじゃなく、その前夜に元夫がキレて「出て行け!離婚だ!」と叫んだからです。
理由はいつかお話ししますが、それまではどんな修羅場になろうとその言葉は出てきませんでした。
友達から、向こうから出て行けと言わせるまで耐えろと言われていたので、その言葉が出てきた時は希望の光が差してきたような気がしたのを今でもよく覚えています。
まあ、今にしてみるとそこまで我慢しなくても良かったんですが(笑)。というのも、実際調停になると、その時のことは心神喪失状態だったとあっさり片付けられ、何の強みにもならなかったので。
調停は想像していたものと全然違いました。話を聞くのはその辺にいるおじさんとおばさんなんです。そしておじさんとおばさんは感情に流されやすく、バカバカしくなるほどくだらないアドバイスしかしません。たまたま私が不幸だったのかもしれませんが、担当の弁護士さんは「調停員なんてみんなこんなもんです」と言ったので、そこまでひどかったわけではなかったのかも。
だいたい彼らはこう言います。
ご主人もとても反省しているのだから許してあげたら?
あなたも今までご主人のわがままを許してきたんだから責任はあるんだよ
嫌だ嫌だとわがままを言う前に、お子さんの幸せを考えたらどうなの?
私はたまたま運がよく、DVに強い弁護士さんがついていてくれたので何とか心折れずに乗り切れましたが、普通はここでズタズタにされることでしょう。
離婚の調停員って、法律のプロがやってると思い込んでいましたが、資格は全く必要なく、ただ「有識者であり既婚者である」という条件のみで採用されると聞きました。
なるほど、それなりの家柄のやんごとなきご夫婦って感じ。そして、こちら側の事情なんかまったく理解できない人種であることは確かだったんです。
なぜそんな条件で採用するのか、というか、調停って国から馬鹿にされてるのだろうかと本気で怒りが湧いてきましたが、まあ弁護士さんと自分だけがわかっていればいいやと諦めの境地で家裁に通いました。
 
ねえ、ご主人泣いてたわよ。かわいそうに。あなた、許しておあげなさいよ。
 
3回目だったでしょうか。調停員のおばさんは泣きながら私に言いました。
元夫は同情を買うのが得意なのですっかりやられてしまったようです。
 
もー、なにいってんのよおおお
 
と心で叫びつつも困っていると、隣の弁護士さんがいきなり立ち上がり怒鳴りました。
 
 
あなた方はなにを言ってるんですか?彼女は命を奪われかけたんですよ?自分の命を奪おうとした人間とまた結婚生活できると思いますか?
そんなことして本当に命を奪われたらあなた方は責任取れるんですか?
一刻も早く離婚を成立させてください!!!!!
 
 
調停員はあっけに取られしばらく何も言えませんでした。
調停が終わった後も弁護士さんはまだ怒りに震えていました。
それを見ているとやけに冷静になる私。
 
 
あの…すみませんでした、というかありがとうございました。本当に嬉しかったし助かりました。
 
 
そう声をかけると、弁護士さんは
 
 
はやく、はやく離婚しましょう。向こうは慰謝料や養育費を渋ってきているけど、あなたは自分の力で生きていけます。
こんなくだらないことに時間を取られず、前に進みませんか?
 
 
と言いました。
私はまだ仕事も決まっていなかったので、正直できる限りの慰謝料や養育費が欲しかったのですが、その時の弁護士さんの気迫に、「わかりました」と即答。
昨日はあれから11年目の誕生日でした。
大変な道のりではありましたが、今とても幸せです。
私の見た調停はロクでもないものでした。
もちろん、そうじゃないケースもたくさんあると思いますが、もしみなさんが調停を受けるなら、どうかロクでもないケースもあるんだということを頭の中に入れて臨んでいただきたいと思います。
何が正しいかは自分が一番よく知っています。何もわからない人ほどもっともらしいことを言ってこちらが間違っているかのように錯覚させるんです。
傷つく必要もありません。むしろ世界の狭いかわいそうな人たちだと思いましょう。
そして、できるだけはやく調停を終わらせ、未来に向かって歩き始めましょう。
人生はあなたのものです。