この歳になってわかることってたくさんあるんですけど、多くの男性ってものすごくイメージに弱くてお人好し。あ、これは女性にも当てはまりますね。そう、みんなお人好しなんです。
だから、どんなにしたたかで裏のある女(男)でも、表面的に純情そうな姿を見せていれば周りがなんと言おうと自分が見ているものだけを信じてしまうもの。
気づいたときにはもう遅い。
そんなケースは大昔から山のようにあります。
裏を知っている人間は、その醜い生き様が許せないわけですが、そういう能力の高い人達はターゲット以外の評価は気にしません。
だからどんなに周りが悔しがろうと、獲物は自分から引っかかっていくのです。
もしかしたらその獲物だった方もここにはいるのではないでしょうか?
そんな方々からすれば、優しかった彼彼女が急に変わってしまったと思うはず。
でもそうじゃない。
もともと、それが本性なんです。
本性が現れただけ。
でも獲物になるような人達はみんなとても優しくお人好しなので、
もしかしたら私が悪いの?何がいけなかったんだろう、年取ったから?などと反省しまくりどんどん自分に自信を無くしていきます。
挙げ句の果てに浮気されたりして、もうその獲物さんは不幸のどん底です。
私ってなんて不幸なの?どうして私だけ?
そう思ったら、少し冷静に考えてみましょう。
そういうことではなく、ただ騙されただけなのかもしれませんよ。
偉そうに言う私も実は獲物でした。
私が離婚した後、元夫の同級生の妹という友達が、「ごめん、悪い噂聞いてたのに言えなかった」と本気で謝ってきました。
まあ、当時聞いていたとしても、すっかり騙されていた私に効果があったとは思えませんが(笑)。
人を信じる信じないという軸は、お互いが同じ立ち位置にいる場合のみ有効です。
相手がしたたかでこちらの人格にまったく興味がないような場合は、こちらも同じように対応するのが正解。
例えば、今の舛添都知事に対して
信じてあげようよ、かわいそうだよ
というようなアホなことをする必要はないんです。
だってかわいそうなのは必死で働いて高い税金払わされて、それをくだらない私用に使われていたこちら側なんですもの。
そのかわいそうな被害者が加害者に同情するなんてそれこそお人好しにもほどがあります。
したたかな人間は害でしかありません。
もしあなたの配偶者がこのしたたか系だったとしたら、やられてばかりじゃだめなんです。
好き放題やられて、それでも喧嘩が嫌だから顔色を見ているうちにすっかり上下関係ができてしまったりしていませんか?
子供がかわいそうだからといって何でも我慢して相手に合わせたりしていませんか?
それ、あなたの家の「舛添都知事」をますます増長させるだけです。
彼らにわからせる方法はたった1つ。
実力行使のみ!
頭にきたら怒る!出て行く!無視する!離婚する!
そうでもしないとあなたはずーっと甘い汁を吸われ続けますよ。
そして、もし楽に人生渡りたいなら、あのしたたか系のやり方を真似すればいいんです。
ただ、普通の人なら良心の呵責に苛まれて耐えられないと思いますが(笑)。
きっと舛添都知事は
ちくしょー、誰がバラしたんだよ!
見つけたらただじゃおかねえ
と思っていることでしょう。
あーあ、あんなことやらなければ知事でいられたのによお
とも思っているでしょうが、それはただただ損をしたくないという気持ちからでしかありません。
たった一度の人生です。
したたか系の奴隷で終わっちゃだめなんです。