よく、自分に自信をもて!と言われますよね。
私は昔この意味がよくわからなかったんです。
自分のどこに自信をもてばいいんよ?
それができたら苦労しないんだよね
そんなこと言うあなたを信用するってことでしょう?
若くて卑屈な私は当時こんな風に考えていたんです。
でも最近、やっとこの意味がわかるようになってきました。
これ、他人に惑わされるな!ということだったんですねえ。
そもそも自分は自分。
他人はあれこれ言うだろうけどそっちが正しいなんて誰もわからない。
もしかしたら向こうが大間違いなのかもしれない。
結局、自分が思う方向に行くしかないんだ。人に左右されてると自分じゃなくなる。
そうしたら生きてる意味なくない?
本当は、偉そうに説教してくる奴らが一番危険なんです。自分が正しいと信じているから。
そう、だから私が偉そうにここであれこれ説教?したとしても、それは1つの情報。
どう捉えるかはあなた次第というわけです。
自分の中にあるセンサーがあなたらしさを決めています。
つまり、あなたが納得できないことを無理やりやることはないんです。
常識だから、当たり前だから、大人なんだから、母親なんだから…
自分のセンサーを眠らせて錆びつかせてしまった人達は、わかりやすい指針やイメージに縋って生きています。
でも、よく考えてみてください。
母親なんだから子供をだいじにしなきゃダメよ
って、言われてするものですか?
常識なんだから結婚しなきゃダメよ
一昔前は本当にこんなことを言う人がたくさんいたんです。
でも、それは自分の中のセンサーが決めること。
自分を信じなさい、などというわかりにくい言葉ではなく、他人に振り回されるなと私は言いたい。
センサーが健全なら、何も問題はないんです。
人を操作しようという人はたくさんいます。
お金儲けのためだったり、優越感のためだったり、あるいはその人自身が騙されている場合もあるかもしれません。
そんな時、自分センサーが健全じゃないとたちまち取り込まれて洗脳されていくのです。
だから私達は自分センサーを錆びつかせないよう、たくさんの経験を積み、たくさんの知識を得て、自分の頭で考えて自分で答えを出さなければなりません。
それが本当にしあわせになるコツなのです。