新)母子家庭のコツ!

小さい子供二人抱えて途方にくれていた専業主婦の私が、数々のコツを掴んでついに管理職となり、二人の子供たちも有名私大に入学!今は三人で自由に仲良く暮らしています(ここ数年で2人とも独立しました)。 そのコツを全部みなさんにご紹介します!

親の間違った期待は優しい子を潰します

すっかり秋めいてきましたね〜

この週末は、仕事に行けなくなった友達のお子さんが遊びに来ていました。

彼はとても優秀。現役で公立の有名大学に入り、当たり前のように一流企業に就職。

誰からも頼りにされ、仕事もできるすごい奴。でも、たった一度のミスで上司に叱られ過呼吸に。

それ以来電車に乗るのが怖くなり、出勤できなくなってしまったんです。

今まで非のうちどころがなかったのに。

母親である友達は狼狽え、いろんなところに連れて行ったそうです。でも、一向に状態は良くなりませんでした。

2人の話を別々に聞くうちに、だんだんその原因がわかってきました。息子さんは追い詰められていたのです。

理想の自分に。

私は息子さんと一緒に座っている友達に言いました。

あなたはどうなればいいって思ってるの?

そりゃあこの子が前みたいにちゃんと会社に行けるようになってほしいわ

友達は言いました。

それ、止めない?

息子さんは今まで、親の期待を敏感にキャッチして、そうなることを目標にしてきたんだよ。でも、ほんとうの自分がわからないことに今やっと気づいたんだと思うよ。

ね、本当にやりたいことって何?

私は息子さんに聞きました。

息子さんは、何も言いません。当たり前です。そんなこと考えたこともなかったでしょうから。

これはね、絶好のチャンスなの。息子さんが本当に幸せになるための。

放っておきなさい。もう成人なんだよ。そしてあなたの人生を楽しめばいいの。息子さんは息子さんがなんとかする。

会社を辞めようがやめまいがそれは息子さんの人生なんだもの。あなたやご主人には関係ないんだよ。

2人は絶句しました。

私はさらに息子さんに言いました。

親は親。正しいとは限らない。それに、あなたが幸せにする必要はないの。あなたはとても優しいから、親を悲しませたくなくてこんな方法を選んでしまったけど、それはね間違いなんだよ。自分がやりたいことを見つけないと、本当に幸せにはなれない。あなたもご両親も。

すると彼はいきなりボロボロ泣き始めました。

あなたは悪くない。ご両親も。ただね、みんな優しすぎて自分のことよりひとのことを考えてしまう。でもさ、お母さんが自分の楽しみを犠牲にしてあなたに尽くしたとしたらあなた本当に幸せ?

ちがうよね。

彼は頷きました。

友達は黙り込んでしまいました。

それからはもう何も言いませんでした。

帰宅した友達からメールがきて、彼が急に元気になったことを知らされました。そして今朝は早起きして何処かに出かけて行ったそうです。

ほんとうの自分を見つけに行ったのかもしれませんね。

優しい子ほど、期待に応えようとするんです。そして限界を迎えます。

もしかしたらみなさんはそんな子供だったのではありませんか?