昨日昔からのバンド仲間に「女は辛いよ」と話すと、「女だけか?」との反撃に会いました(笑)。
「だって親父はのんきじゃん」と私が言うと「そうでもないんだよなあ。親父も辛いんだぞ、結構」と真顔。
そうかあ、男も辛いのね。
と今更ながら気づいた私でした。
私がよく知っているのは超自己中の元夫なので、なんかのんきでいいな〜なんて思ってたけど、普通の大人は普通に私達と同じように暮らしていて、いろんな我慢をしているんだよなあってしみじみ。
ああでもこんな時、共に寂しさを分けあえる普通の配偶者がいたらどんなにか…なーんて思ったりもしてしまいます。
が!
結局どんなに完璧な状態に整えたって、人は必ず不満を見つけるもの。
そんな感情の罠にハマってる場合じゃないんですよね。
それにしても
息子が出ていくというだけでこんなにダメージを食らうのに、元夫と別れた時は安堵感以外の感情はありませんでしたから、それだけでも私がよほど苦しかったというのがわかります。
神様、あの時手を引いて連れてきた子が成長して出て行きますよ。
私、間違ってなかったんですよね。
こんなことをつぶやくと決まって涙が湧き上がってきて、今朝も私は電車のなかで変なおばさんになるのでした(笑)。
とはいえ昨日も息子はお腹空いたと帰ってきて、朝はなかなか起きず、相変わらず手がかかりまくり。まだ出て行ってないのになんで泣けるのか、もう自分でも訳わかりません(笑)。
たぶん、今の息子がいなくなることを嘆いているのではなく、小さかった頃の可愛かった息子や必死で頑張っていた自分が思い出されてこの涙になっているのでしょう。
今子育て中のみなさま。
可愛い子供と暮らせるのは15年ぐらいかもしれません。長いと感じるか短いと感じるかは、どれだけのめり込んだかによるのではないでしょうか。
そして、今その生活を終え、喪失感に苛まれているお母さん。それは間違いなく思いっきりのめり込んで頑張った証拠です。