離婚できて本当によかったとは思うのですが、それでも母子家庭はなかなかの茨の道でした。
私が一番辛かったのは子供達が悲しがったり引け目を感じたりするのを見るときでしたが、学校の先生やお母さん達の恐ろしさも忘れられません。
確かに日中働いているので子供に目が届きませんし、PTAや部活の仕事もほとんどできず、それは今でも本当に申し訳なく思っています。
また、うちの子達は決して褒められたお行儀の良い子供ではなかったので、多々ご迷惑をおかけしたことと思います。
それもこの場を借りてお詫びします。
それにしても…
あの人達の「最下層」を見るような目つきには凹みました。
私自身は何も変わっていないのに、母子家庭になった途端に最下層扱い…
今では母子家庭もそこまで珍しくないので、だいぶ緩くなったとは思いますが、あれは本当に辛かったです。
あとは経済的な苦しさ、ですね。
当たり前ですが、入ってくるお給料は自分で働いたものだけ。養育費もだいたい相場が決まっており、とても足りたものではありません。
こんなことなら、子供を産む前に離婚してればよかった、いや結婚を強行に断ればよかった、いやあの時強行に別れていれば…
などなど後悔尽きないわけです。
だから、まだ話し合いの余地があるご家庭であれば、私は離婚を勧めません。
逃げろ!と思うレベルの人にしか勧めません。
そして私は思うのです。
若いうちから恋愛経験を積むべきだと。
筋金入りの箱入りだった私は、初めて付き合った人と結婚しました。
それは当時でも美談でした。
でも、だからこそ比べられなかった…
仕事の基本は相見積もりです。
こんな大事な人生の一大事に、なぜ私は比較しなかったのだろうと今強烈に思うのです。
結婚前の方がこれを読んでいたら、どうか恋愛経験を積んでから選んでくださいと伝えたいです。
間違っても私のように、徹底的に言い寄られたから付き合って、そのまま結婚したりしないでください。
それは茨の道への入り口かもしれないのです。
※うまくいってる方、失礼なこと言ってすみません…。