小さなお子さんのいるご家庭ではクリスマスプレゼントの調達で大変な時期。
そしてだんだん大きくなってくると
どうしてサンタさんは日本語が読めるの?
とか
◯◯くんのうちはサンタさんこないんだって。どうして?
とか
◯◯ちゃんはシルバニアファミリーのおうちとお人形と家具全部もらったんだって。うちはどうしてお人形だけなの?
など、核心をつく質問が多々出てきます。
実は私はサンタ制度には不満があり、なんで何の承諾もしてないのに誰が作ったのかもわからない決まりに縛られて苦労しなきゃならないんだ!と半分は怒りながらも、まあ子供達がこんなに喜ぶんだからがんばるか!と参加してまいりました。
で、参加するからにはちゃんとやろう!と思ったので、子供達には
この世の中にはサンタ協会というものがあり、親はそれぞれの考えに従ってそこに登録するのね。だからその協会に賛同しないおうちにはサンタさんは来ないの。そんなわけで◯◯◯くんのうちには来てないんです。
そのサンタ協会は世界中に広がる組織だから、どこの国の言葉の読めるし書けるのよ。
サンタ協会はすごい組織だからね、悲しいこと、苦しいこと、嬉しいことすべてわかってて、その子供がどれだけそういうことを受け止めて来たかによってプレゼントのグレードを考えてるの。
うちはお正月も両方の家からお年玉もらったり、学校でたくさんのお友達と楽しく遊んだり、風邪もひかないで元気に過ごせてたり、あったかいおうちがあったり、ほら、それにこーんなに素敵なお母さんがいて(笑)毎日美味しいお料理作ってくれたりさ、お話読んでくれたりしてるでしょ。
幸せすぎるから本当は無しだったけどそれじゃあかわいそうだってシルバニアのお人形が来たわけよ。
なんて説明をしていました。
よーくよく考えるとあながち嘘でもないし(笑)。
そして最後に
でもこれはお友達に話したらダメだよ。話したらプレゼント来なくなるからね。まだ知らない子もたくさんいるから。
と、釘を刺しておきました。
そもそも、こういう嘘をつくのは嫌なんですよね。ほんと。でも早々にサンタはいないっていうのもかわいそうだしなあ。
というわけで、私の説明が破綻した段階でサンタ協会から脱会し、個人経営のサンタ屋になりました。
子供達は20歳過ぎまで図々しく(笑)
サンタさん来ないかなあ〜なんてニヤニヤしながら呟くので、毎年枕元にこっそりプレゼント置いてます。
今年は娘の分だけ用意しました。
そして自分にも、ごほうびでプレゼントを用意!
それにしても誰が考えたんだか、このサンタ制度!(笑)