フェイスブック
私は今までフェイスブックというものを恐れていました。
一つには、実名を出したら元夫や元夫の家族から見つかってしまい、「私達をさんざん不幸な目にあわせてこいつはしっかり人生を楽しんでるじゃないの!」なんて言われるのが怖かったんです。
もう一つは、登録するとどんどん勝手に公開されていくイメージがあり、何をするにもひとに見張られているような気持ちになるのではないか?という恐怖心があったんです。
でも、偽名を使って友達のフェイスブックを見るだけの生活が長くなると、だんだん自分と同じように何も公開していない人がいることもわかってきて、完全に自分を隠してみんなの生活を見ていました。
そんなことを続けていたら、突然息子が
お母さん、いつまで過去に縛られてるの?
新しい世界を作るためには過去の記憶に怯えてちゃダメだよ。そんな偽名でフェイスブックやってたら世界広がらないじゃん。
隠れていたつもりでも、家族にはバレバレの偽名だったんですね(笑)。
でも、その一言で私は吹っ切れました。
そうだよね、もし見ていても、怒られても、そんなの関係ないんだよね。
私だって怒ってるんだから!
何で悪いことしてない私が怯えなきゃならないんだろう。いつもこうやって怖がっていたからどんどんなめられたんだ!
って。
そして、勇気を出して本名で登録しました。もちろんまだ投稿はしませんが…
すると、昔の友達からの友達申請が!
私を見つけてくれた人からの申請が次々と舞い込んできたのです。
ほんとだ…
世界が広がった!
知らず知らずのうちに人の気持ちばかり気にして自分の世界を閉ざしていたのだなあと
しみじみ思いました。
負うた子に教えられる
昔の人はよく言ったものです。
あんなに小さかった息子に、世界を広げてもらうことになるなんて、想像もできませんでした。
もしみなさんが私のようにあれこれ躊躇しているとしたら、ぜひ一度やってみることをお勧めします!
2度と会えないような友達と繋がれるなんて、インターネットが無い時代にはあり得なかった話ですものね!