言葉に惑わされないで
人は言葉で人の心を操ろうとする生き物です。
そして、誰もが人の言葉を鵜呑みにしてしまう。
だから本当のことが見えなくなります。
大事なのは言葉の裏に隠れた本当の気持ち。
例えば子供が
お母さんなんか大嫌い!何で産んだの?
と言ったとします。
言われた親は傷ついて感情的になります。
そして
誰にここまで育ててもらったと思ってるの?
お母さん情けないよ!
とか
あんたみたいな子なら産むんじゃなかったよ!
とか
売り言葉に買い言葉。
そしてますますお互いを傷つけてしまうのです。
でも本当は…
どうしてわざわざ
お母さん大嫌い
と言ったのかを考えるべき。
そんなこと言わなくてもいいのに言ったのは、
ほぼ100パーセント謝って欲しいからなんです。
それだけ傷ついてるんだということを伝えるために、その言葉を選んでしまったにすぎません。
だからこの場合の正解返答は
ごめんね、どうした?
何か嫌なことあった?
おいで
という上から目線の投げかけ。
子育てに限らず、人の言葉には裏があるということを知っているととても役に立つのです。