昨日は突発の出張でバタバタしてしまいました。
毎度のことなのですが、毎回狙いが違うため頭を使います。
最近になってよく思うのは、結局サラリーマンである限り、仕事の目的は「誰を喜ばすのか」で、それが正しかろうと間違いであろうと、そんなことはさほど重要ではないのかもなあなんてこと。
つまり、評価する人が喜ぶように持っていくことが一番効率的だということなんです。
そういうことを若い人に言うとたちまち夢がない!とかそんな大人になりたくない!なんて大反発されちゃうし、私だって若い頃はそういう考え方は嫌いでした。
でも、長いこと働いてきて、どんどん上司が変わり、自分も上司になってみるとわかるんですよね。
結局、組織はそういう構造になっていて、みんなトップのために働いているわけです。だからこそお金がもらえる…
トップが気づかないような素晴らしいアイデアを提案すればいいじゃないか!と言われるかもしれませんが、それはそういうことをトップが望んでいる場合にだけ有効なのです。
トップの人格や考えを変えるなんて奇跡に近いこと。
だから今の私は思うんです。
若いうちは会社を変えるんじゃなくて、会社を学べと。
そして、いつの日か自分がトップになる!
それが夢を実現する一番の方法なんじゃないかと思います。
上司の無茶振りにストレスを抱えるより、それをプラクティスと考えてどんどんスキルを上げていけばいい。
アホな上司なんて当たり前なんです。
自分がなってみればわかります。中間管理職は想像以上に過酷なんですよ。実は部下の面倒まで手が回らないというぐらい。
安全にお金をもらって暮らすために、私たちは時間と能力を差し出している。
だったらその時間と能力をただ消費するのではなく、自分のためになるように方向転換することが大事。
下々が人間関係で悩み、つまらない仕事に追われている時、トップは吸い上げたお金で贅沢な生活を楽しんでいるのです。
ただ、これだけは言えます。残念ながらそのトップは明らかに私達より能力が高い。
だったら私たちができることはたった一つです。
自分の能力を磨くこと。
そして使われる側から使う側になることなのです。
あるいはもうこの経済合戦からリタイヤし、わずかな賃金でも幸せに生きて行ける道を探すこと。
みなさんはどう考えますか?